【初産・体験記】計画無痛分娩に「失敗」して自然分娩に

はじめに:私の「唯一の望み」が崩れた日

「無痛分娩にするために、高いお金を払って里帰りも諦めて、万全の準備をしたのに……。」

初産を控えた私は、まさか自分が「計画無痛分娩に失敗する」なんて、これっぽっちも思っていませんでした。

医師から言われた「ごくたまに計画無痛分娩2日目でも生まれない人がいます」という言葉も、どこか他人事。自分はスムーズにいくと楽観視していたんです。

しかし結果として、私は数十万円の自費を払いながら、一番避けたかった「深夜の激痛に耐える自然分娩」を経験することになりました。

この記事では、私の出産までの記録と、産後に知った「計画無痛の落とし穴」について赤裸々にお話しします。

【計画無痛分娩当日】進まないお産と「まさかの帰宅」

私の産院では2日間計画無痛分娩の日程が確保されていました。

1日目(木曜): 計画無痛分娩の初日。今日我が子に会えるかも!と期待に胸を膨らませてました。
バルーン処置で子宮口が2〜3cmへ。陣痛促進剤を投与し、定期的に陣痛は来るものの、お産の進捗はなく終了。

2日目(金曜): 今日こそは我が子に会うぞ!という気持ちで挑みました。
1日目よりさらに大きいバルーンで子宮口3〜4cmまで拡張。昨日同様、促進剤を使いましたが、なんとその後進展はありませんでした。

ここで医師から告げられたのは、「一旦、おうちに帰りましょう」という信じられない言葉。
週明け月曜日に計画無痛分娩の予約を入れ、重い体と複雑な気持ちで荷物をまとめて帰宅しました。

陣痛に耐えつつ、暇があればスクワット、激痛のおっぱいマッサージをして、どうにかこうにかお産が進むように懸命に励んだ2日間でした。
それなのに帰宅する羽目になり、絶望感と疲労感、そして「いつになったら我が子に会えるのだろう」と考えると虚しくなり、帰り道は涙ボロボロでした。

運命のいたずらと、自然分娩で産む決意

帰宅した次の日(土曜)の夕方から、不規則な陣痛が始まりました。

そして夜、痛みははっきりと10分間隔に。

深夜にタクシーを呼び病院へ駆け込みました。病院に着いたのは次の日の日曜日。
時間外なので当然麻酔対応もしてもらえず、私は自然分娩で産む決意をしました。(いや、するしかなかったのです。)

痛みは強くなる一方で一睡もできませんでした。
深夜4時には子宮口は7cm。逃げ場のない激痛が次から次へと襲ってきます。

あまりの痛さと、思い通りにいかない悔しさ、そしてこれからの恐怖。精神的な限界を超えて、分娩台の上でボロボロと涙がこぼれました。
あんなに惨めで、痛みに耐えられないと思った時はありません。

その後、朝10時の内診で破水し、そこからは怒涛の展開でした。30分ほどで子宮口全開。

そしてお昼過ぎ、ようやく我が子が産まれました。

無事に産まれてきてくれた喜びはもちろんあります。
でも、それと同じくらい「どうして無痛分娩で産めなかったんだろう」という不満と後悔が、産後の心に重くのしかかっていました。

初産こそ「計画無痛」は失敗しやすい?

産後、周りのママ友やネットで調べて分かったのは、
「初産での計画無痛分娩は、予定通りいかないことが珍しくない」という事実でした。

初産婦は経産婦に比べて子宮口が硬く、促進剤を使っても体が反応しにくいケースが多いそうです。
私のように「2日間頑張っても産まれない」というのは、決して「ごくたまーに」ではなく、誰にでも起こりうるリスクだったのです。

まとめ:これから産院を選ぶあなたへ

もし、この記事を読んでいるあなたが「何が何でも無痛で産みたい」と強く願っているなら私の二の舞にならないために、これだけは伝えたいです。

「24時間365日、無痛分娩に対応している産院」を、何が何でも選んでください。

特に初産の場合、計画通りに進まず「時間外」に陣痛が来てしまう可能性は十分にあります。
その時、時間外対応していない産院だと、数時間、場合によっては何日もの激痛に耐える羽目になります。

高い勉強代になってしまいましたが、私のこの後悔が、誰かの病院選びの助けになれば幸いです。

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